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iPS細胞、脳の難病の症状緩和・動物実験に米大が成功
 どんな細胞にもなる新型万能細胞(iPS細胞)でパーキンソン病に似た状態になったラットの症状を軽減する実験に、米マサチューセッツ工科大学(MIT)などの研究チームが成功した。iPS細胞から作った神経細胞が再生医療に使えることを示したのは初めて。米科学アカデミー紀要(電子版)に8日発表した。

 パーキンソン病の患者は脳内での情報伝達を担う神経伝達物質のドーパミンが作れなくなって病気をおこす。実験では脳内でドーパミンがうまく分泌できず一方向にぐるぐる回るなどの行動を起こすラットを利用。ラットの皮膚から作ったiPS細胞でドーパミンを出す脳神経細胞を作りラットの脳に移植した。
 日経

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