北朝鮮、特別警戒態勢を命令 米韓の軍事演習に対応

北朝鮮、特別警戒態勢を命令　米韓の軍事演習に対応

　北朝鮮の朝鮮人民軍最高司令部は17日、米韓両軍が同日から始まった朝鮮半島有事を想定した合同軍事演習「乙支（ウルチ）フリーダムガーディアン」に対応し、軍や市民に特別警戒態勢に入るよう命令した。米韓を強くけん制する狙いとみられる。北朝鮮の朝鮮中央通信の報道を朝鮮通信（東京）が伝えた。

　命令は人民軍の陸海空軍部隊などに「高い革命的警戒心を持って侵略者の一挙一動を注視し、敵対行為に即時の強力な打撃を加える」と指示。経済発展を目指す「強盛大国」建設へ大衆運動「150日戦闘」への取り組みを内部に促した。

　米韓の合同軍事演習を巡っては朝鮮人民軍板門店代表部の報道官も15日「核で威嚇すれば核で立ち向かい、ミサイルで威嚇すればミサイルで立ち向かう」との談話を出していた。

日経

インスリンを鼻に噴霧、糖尿病治療注射いらず 東レなど開発

インスリンを鼻に噴霧、糖尿病治療注射いらず　東レなど開発

　東レと星薬科大学は糖尿病治療に使うインスリン製剤を注射ではない手法で投与する技術を開発した。点鼻薬のように鼻に噴霧する。投与したインスリンの半分以上が血液中に浸透することを動物実験で確認した。今後、製薬企業と組み、人での臨床試験入りを目指す。糖尿病患者の自己注射の負担を軽減できる技術として注目されそうだ。

　複数のアミノ酸がつながったペプチド（たんぱく質の断片）をインスリンと混ぜて液体状にして、鼻の粘膜に噴霧する。このペプチドは細胞をすり抜ける性質があり、インスリンが血液中に届きやすくなる。

日経

ジャカルタの２ホテルで相次ぎ爆発 当局「爆弾の可能性」

ジャカルタの２ホテルで相次ぎ爆発　当局「爆弾の可能性」

　【ジャカルタ＝野沢康二】インドネシアの首都ジャカルタ中心部にある２つの外資系高級ホテル、リッツカールトンとＪＷマリオットで17日朝、相次ぎ爆発が起き、９人が死亡、41人が負傷した。死傷者の中には多数の外国人も含まれている。ウィドド政治・治安担当調整相は「爆弾が爆発した可能性が高い」と述べた。

　警察当局などによると爆発は午前７時45分ごろに２回起きた。現場はビジネス街メガクニンガン地区で、２つのホテルは隣接している。ウィドド調整相は、テロの可能性の有無についてはコメントしなかった。

　在ジャカルタ日本大使館によると、日本人の被害者が出たという情報はないが、負傷者の中に現地在住の日系人女性が含まれている可能性があるという。

日経

農水ヤミ専従、常習198人 第三者委報告書

農水ヤミ専従、常習198人　第三者委報告書
　 無許可で組合活動に従事する「ヤミ専従」問題を調べていた農林水産省の第三者委員会は15日、常習的にヤミ専従にかかわった職員が198人いたとの調査報告書をまとめ、石破茂農相に報告した。同省は関与した職員らを処分するとともに、組合活動にかかわった期間分の給与の返還を求める方針。

　第三者委員会は石破農相の指示で４月に設置された。弁護士や公認会計士で構成、ヤミ専従の疑いがある職員に聞き取りをしたり、パソコンの中身を調べたりして、過去にさかのぼって実態解明を進めてきた。

　報告書によると、無許可で、年間30日を超えて組合活動にかかわっていたのは計198人。１日に７時間以上専従していた職員が23人、４～７時間が74人、２～４時間34人、２時間未満67人だった。

日経

時系列…

北朝鮮を最も強い表現で非難　Ｇ８首脳、「核なき世界」へ協調 → 「北朝鮮対応で緊密に協力」　日米首脳、夕食挟み25分間会談 → 国情院含む１６サイトに２次サイバー攻撃 → 米にもサイバー攻撃　官庁など、北朝鮮関与か → サイバー攻撃「組織的に計画されたテロ」　韓国放送通信委員長。


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