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ドイツ銀、初の最終赤字 前期4400億円
【ロンドン=石井一乗】独銀最大手のドイツ銀行が5日発表した2008年12月期通期決算は、最終損益が38億3500万ユーロ(約4400億円)の赤字(前の期は64億ユーロの黒字)だった。最終赤字は戦後分割された同行が1957年に再統合して以来初めて。金融危機の影響で市場取引部門などで多額の損失を計上した。
昨年10―12月期は47億8700万ユーロの赤字だった。投資銀行部門の損益が前年同期の4億ユーロの黒字から57億ユーロの赤字に転落。クレジット市場取引や株式デリバティブ(金融派生商品)取引などで大きな損失が発生したほか、米金融保証会社モノライン関連の引当金も足を引っ張った。
アッカーマン頭取は「非常に厳しい経済状況が続いている」と指摘。ただ、同行の中核的な自己資本比率は10%を確保しており、投資銀行などの事業モデルは「堅持する」と強調した。ドイツ銀は政府からの公的資金注入を受けていない。
日経
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